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EUROPEAN MARKET ENTRY

欧州進出の進め方と拠点選び

欧州進出では、会社を設立する場所と、顧客に販売する市場を分けて考えることから始めます。事業の目的を整理し、地域の比較、販売方法の検討、現地の運営体制づくりへ進むためのガイドです。

1. 進出目的と最初の顧客を決める

「欧州に会社を持つこと」を目的にする前に、現地で何を実現したいかを言葉にします。販売先の開拓、既存顧客への対応、技術・事業パートナーとの協業では、必要な調査も体制も変わります。

まずは次の4点を1枚にまとめてください。候補国が決まっていなくても、この整理から相談を始められます。

  • 誰に、どの製品・サービスを届けたいか
  • 既存の引き合いや、試してみたい販売方法はあるか
  • 日本側で担当できる業務と、現地に任せたい業務は何か
  • 開始時期、投じられる予算、最初に確認したい成果は何か

2. 拠点候補を同じ項目で比較する

国の知名度だけで選ぶと、顧客との距離や日々の運営負担を見落としがちです。Fanpla Globalでは、事業に必要な条件を先に決め、候補国・地域を同じ項目で比較する進め方をご提案します。

欧州の進出先を検討するための比較項目
項目確認したいこと
顧客・市場顧客の所在、商談言語、競合、価格帯、販売経路
事業上の要件製品・サービスに必要な許認可、販売・表示・契約上の確認事項
運営体制現地の担当者、会計・法務の専門家、採用や外注の候補
資金計画設立時の支出、毎月の運営費、出張費、販売開始までの期間
日本との連携意思決定の分担、報告方法、時差を踏まえた連絡体制

スイスとEUの関係は、自由貿易協定や分野別の二国間協定を基礎としています。スイス拠点からEU市場へ販売する計画でも、対象市場と商品・サービスに応じた確認を分けて行います。欧州委員会:EUとスイスの通商関係

3. 現地法人と販売パートナーを比較する

最初から法人設立を前提にする必要はありません。日本からの販売、現地の販売代理店・協業先との連携、現地法人の設立を、顧客対応と運営の両面から検討します。実行可能な形は対象国と事業内容に応じて専門家に確認します。

販売パートナーから始める場合

相手の顧客層、販売実績、担当範囲、独占条件、報告方法を確認します。候補企業の数に加え、誰が商談後の対応を続けるかを決めておくことが大切です。

現地法人を検討する場合

契約主体、現地人員、日々の会計・管理体制を整理します。設立手続きだけでなく、設立後に誰が判断し、誰が実務を担当するかまで計画に含めます。

4. 初期費用と継続的な運営費を分ける

予算は「調査・準備」「設立・立ち上げ」「運営・事業開発」に分けると比較しやすくなります。法人設立に関する実費、専門家費用、営業活動、翻訳、出張などを項目別に整理し、見積もりに含まれる範囲を揃えます。

売上が生まれるまでの運営費も計画に含めます。販売開始や許認可などに依存する工程は、担当者と確認先を明記し、進捗に合わせて予算と日程を見直します。

5. Fanpla Globalの欧州進出支援

Fanpla Globalは、スイス・ツークを拠点とするFanpla AGの支援サービスです。業種を問わず、日本語で事業と目的を伺い、地域リサーチ、現地専門家との調整、会社設立のコーディネート、海外パートナー開拓を支援します。

  • 対象地域の調査と比較項目の整理
  • 必要な士業・会計専門家の選定、確認事項の整理、折衝
  • セットアップ計画、資料準備、スケジュールの進行管理
  • 提携先の開拓、英語での提案・商談、継続フォロー

地域比較レポートや実行計画など、成果物は支援範囲に応じて事前に合意します。法務・税務・会計の専門判断や資格を要する業務は、対象国の専門家が担当します。

よくあるご相談

進出先の国が決まっていなくても相談できますか?

はい。事業内容、顧客、進出目的を整理し、候補国・地域のリサーチから支援します。

テック企業以外も対象ですか?

業種・事業規模を問わず、ご相談を受け付けています。必要な専門知識や現地対応の範囲を確認したうえで支援内容をご提案します。

最初の相談に何を用意すればよいですか?

製品・サービスの概要、検討中の市場、希望時期、予算の目安があれば十分です。未定の項目は、そのままお伝えください。